血圧の数値が高いと死亡続出する理由と降圧剤の種類

お酒をよく飲む人、ストレスをためやすい人は、高血圧になりやすいとされていますが、高血圧は高齢者ほどなる人が多く、老化現象の一種と捉えることもできます。
瞬間的に血圧の数値が高くなるだけでは、高血圧の病を患っているとはいえません。継続して数値が一定以上高い状態が続いている時に、高血圧症として診断されます。
高血圧症自体は、すぐに死に至る病ではありません。しかし、高血圧症が長引いた後に、死亡続出の話もよく聞かれます。なぜ、死亡続出するのかというと、高血圧症は他の恐ろしい病気を引き起こしやすい状態にあるからです。
日本人の死亡要因として、がんの他に、循環器系の病で死亡する人が昔から多数いることがわかっています。高血圧は、血液に関係する症状ですから、循環器系の病と密接に関係します。死亡続出の循環器系の病の代表として、脳卒中があります。脳梗塞やくも膜下出血が有名です。特に、くも膜下出血は症状があらわれにくい病として知られており、症状があらわれた時にはすでに手遅れであることも、珍しくはありません。
死に至る恐ろしい病気を防ぐためには、高血圧症の治療を行うことが大切です。高血圧症の治療では、高すぎる血圧の数値を下げるために、降圧剤を使用します。よく使われる降圧剤として、カルシウム拮抗薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬があります。利尿薬やβ遮断薬も、降圧剤の一種です。
患者の症状を見て適切な降圧剤を処方してくれます。一種類ではなく、複数を組み合わせて処方する例も多くあります。降圧剤の服用と同時に、食事療法や運動療法などを行い、生活習慣の改善をすることで、血圧を常に正常値に戻す努力も必要です。