降圧剤と相性の悪い食べ物とは

高血圧への処置として処方される降圧剤は、基本的に治療を助けるための医薬品として使用されています。
というのも降圧剤自体に高血圧を治療する効果が完全に備わっているというわけではなく、降圧剤は高くなりすぎた血圧を一時的に下げるのが目的だからです。
もちろんそれで無意味と言うことは全くなく、低下した後の血圧を維持できるように生活改善をしていけば良いのです。
その生活改善としては運動や規則正しい食生活、禁煙などが代表的なものになるのですが、実は降圧剤によっては「食べてはいけない食べ物」があるのです。
その食べてはいけない食べ物となるのがグレープフルーツです。
グレープフルーツはフルーツジュースとしても販売されているのですが、このグレープフルーツにはナリジニンと呼ばれる成分が含まれています。
ナリジニン自体は体に害があるわけではないのですが、これはカルシウム拮抗薬と呼ばれるタイプの降圧剤の効果を強めてしまうのです。
「効果が強くなるのなら良い効果ではないか」と感じる人もいますが、実際にはそうではありません。
血圧を下げる効果が強くなりすぎてしまうことによって、高血圧の状態を改善するどころか血圧を低下させ過ぎてしまうようになるのです。
降圧剤を飲んでいる間はずっと飲んではいけないというわけではありませんが、薬を飲んだ後は薬が身体の中に吸収される2~3時間を置くようにしなくてはならず、グレープフルーツを食べた後は10時間ほど薬を飲まないようにしなくてはなりません。
管理が出来なければ体調を崩してしまうリスクがあるわけですから、なるべく降圧剤を飲んでいる間はグレープフルーツは食べないようにし、オレンジなどその他のフルーツを食べるようにしてください。